学研M文庫刊 関 祐二 著
なんか立て続けに同じテーマの本を読んでいるのですが、立て続けて同じテーマの本を見つけてしまうのだから仕方がない(苦笑)
天皇家が何故誕生したか、何故滅びることなく存続したか、について考察した一書です。
直前に読んだ同テーマの2冊に比べると、しっかりとした論調で、筋も通っていると思うのですが、結論は結局曖昧なままに終わっています。まあ、このテーマは一人の研究者の1冊の本で全てを説き明かせるほど簡単な問題ではないことは確かです。
天照大神が、記紀では女神とされていますが、実際には男神であって、その男神を奉る巫女が天照大神としてすり替えられているという視点は、なるほどと思いました。
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