2005年3月6日日曜日

Yngwie Malmsteen's Rising Force : UNLEASH THE FURY

発売元:ユニバーサル・ミュージック
発売元がポニー・キャニオンから、変わってますね。
それはさておき、前作の「Attack!」は、個人的にインギーの最高傑作だと思っています。B誌のインタビューで、本人も「製作時間に余裕があったから」非常によいできだったことを認めており、本作もその経験から「じっくりと作った」ということだったので期待していたのですが....私が期待していたのとは違ってた。
え〜本作は、ソロになった頃のイングヴェイへの回帰です。少なくとも私にはそう感じられました。B誌の評価でI氏が「抜けの悪い音をここまで続けられると」というようなことを書いていますが、初期のイングヴェイ・サウンドの再現なんですよね。
たぶんファンなら、このアルバムは気に入るのはないかな。私はイングヴェイのファンかというと、違うし。

3月11日追記
なんだかんだいいながら、毎日のように聴いていたりする(笑)
ジミ・ヘンドリックスの命日に作ったという、インギーがボーカルをしている曲が、前作の"Freedom isn't Free"に続き、え〜曲やなぁと思っていたりします。
実は私は曲を憶えるまで、というか何回か聴いて心に残る曲があれば、その時に初めてタイトルとか歌詞を見るのですが、なんとこの曲のタイトルが"Cherokee Warrior"!!!「〜〜〜 Warrior」と"Warrior"という単語はHR/HMではよく使われますので聞き取れていたのですが、まさか"Cherokee"とは!!
ジミ・ヘンは黒人やのになんでチェロキー?と思うかも知れませんが、ジミはおばあさんがネイティブ・アメリカンのチェロキー族で、クォーターなんです。インギーはそのことを知っていて、そういうタイトルと歌詞にしたと思うのですが、よほどのマニアックなファンじゃないと知らないことだと思うので、ちょっと感動してしまいました。
それにつけても、インギーのボーカルは迫力があって聴き応えがあるなぁ。ドギーが頸になったら、全曲自分で歌うようになったりするかもしれないな。

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