2005年4月8日金曜日

奇術師

ハヤカワ文庫FT刊 クリストファー・プリースト著 吉沢 嘉通 訳
1996年に世界幻想文学大賞を受賞した作品だそうで、SFというよりは幻想怪奇小説という感じですね。
しかし、H.G.ウェルズのような古典SFの香も漂い、単なる怪奇小説にはなっていません。
狂気の発明家、ニコラス・テスラが登場しているのですが、実際に物質転送装置(というよりは複製装置か)ができていたら、研究費には困ってはいなかったでしょうね。


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