2005年5月29日日曜日

AGFA FOTO破産

ここ数年、室内撮影ではAGFAのCT Precisa 100をメインに使っており、またRSX-II 50/100も使っています。
2週間ほど前にヨドバシカメラにフィルムを買いに行ったときに、RSX-IIが製造中止で在庫限りというので、RSX-IIIが近々出るのかなと思いながら、135と120を少し買ってきていたのですが、なんとAGFA FOTOは破産したとのニュースが飛び込んできました。


欧米では破産=事業廃止ではないので、会社更生法の元に立ち直る可能性はあるのですが、いずれにしても銀塩フィルム製造に関しては希望は持てそうにありません。
どうも私が気に入ったものは(フィルムに限らず)、世の中では人気がなく売れずに消えていくものが多いです。
CT Precisaもなくなると、また室内用のフィルムに何を使うか困ってしまうなぁ。取り敢えずはE100VSでいくしかないけど、これは室内で撮るには赤が強すぎるし、E100Gだとコントラストが柔らかくなりすぎるし、富士のフィルムはハイライトシャドーが突然切れるので使い物にならないし...。
コダクロームならコントラストも色もいいのだけど、乳剤と現像のバラ付きでコンディションが変わりやすく(とはいえ5年ほど前に現像プロセスが変わってからは安定しているみたいだけど)気難しいので、使うのにも気合いが必要だし。そもそもコダクロームも後何年製造が続くことやら。
そうそう、世界で唯一のリバーサル・モノクロフィルムSCALAもなくなってしまうんでしょうねぇ。本当に困った。

0 件のコメント:

コメントを投稿