学研M文庫刊 高橋 和島 著
天才軍師として名高い竹中半兵衛の生涯は短く、人生50年謂われた当時でも行年36歳と、まだまだこれからという時に亡くなっています。
弟と息子がいたようですが、どちらも半兵衛の才は受け継いでいなかったようで、軍師にも大名にもなれず、歴史の陰に沈んでいってしまったようです。
普段は茫洋としており肉体的にもひ弱なため、その才を子供頃は認められずにいたようですが、人の心を読み、操る才は非常に長けていたようですね。それ故に天才軍師として、歴史に確固たる名前を留めているのでしょう。
竹中流軍学のようなものが、子孫なり家臣には伝わらなかったのも、納得がいくところです。余人には真似はできませんからね。
0 件のコメント:
コメントを投稿