2005年9月29日木曜日

東日流妖異伝 龍の黙示録

祥伝社文庫刊 篠田 真由美 著
「東日流」と書いて「つがる」と読む。ちゅーことで、続編です。
初回に引き続き、菊池秀行氏の描く煎餅屋の怪人のようにとぼけているのか真面目なのか判然としない主人公は相変わらずです。けど、荒覇吐の正体がたかだか2千年しか生きていない怪異のものとするのはなぁ。東北の神の歴史は1万年以上を遡るのだが...まあ作者は日本の歴史を全く知らないと後書きで書いているから仕方がないか。


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