2005年10月27日木曜日

竜とわれらの時代

徳間文庫刊 川端 裕人 著
SFぽいけどSFというよりは、ポリティカルサスペンスという方がいいでしょうね。
それにつけても、キリスト教徒の聖書至上主義には困ったものだ。
元々古代アラム語で書かれ、それをいくつかの言語への翻訳を経て、ラテン語に翻訳され、そのために誤訳だらけの聖書をそのまま信じてこじつけようとするのは、どうにかならないものか。
聖書によればこの世が神によって生まれたのは6千年前のことだそうで、それに合わせた科学を無理矢理生み出そうとしている人達がいるというのは、実際の話なんだろうか?
まだ古事記の最初の3柱の神が混沌からお生まれになったのが100億年前、という話の方が現代の科学に整合性があるんですけどね。
それはさておき、恐竜の化石を発掘する物語です。
恐竜が人気があるのは、ダントツでアメリカだそうです。日本でも人気がありますが、そういう国は珍しいのだとか。
日本で恐竜が人気なのは、アニメや特撮の怪獣のせいなのか、逆に恐竜が人気だからそれを模した怪獣が頻繁に登場するのか。


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