今年の東京モーターショーは、ちょうど日本シリーズが幕張のロッテ球場で行われるときにモロぶつかってしまって、交通機関は大根雑な模様。
それはさておき、あまり買ったことない雑誌なのですが、「レクサスISはBMW 3を超えたか!?」という特集をしていたので、買ってみました。通勤帰りに読む本がなかったという理由もあるのですが。
評論家12名にどちらがよいかを述べて貰う形式になってまして、賛否両論というところですね。共通したところでは、
・速さはISの方勝ち。
・静かさはISの方が静か。
・運転する楽しみはBMWの方がまだまだ上。
・シートの座り心地や質感はBMWの方が上。
というところでしょうか。面白いことに、乗り心地は賛否が別れています。
トヨタが本気を出すと、金を持っているだけに、BMWやベンツよりもいいものを作るのはそう難しくはないと思うんです。が、開発を日本人がやる限りは、追い越すことは難しいでしょうね。
理由は簡単。BMWやベンツの開発陣は、自分達の作る車がどうあるべきかを、開発チーム全員というかメーカー全体がしっかりと意識統一できています。でも日本のメーカーって、それがバラバラですから。開発チームとしてしっかりとしたビジョンを共通で抱いて、というのは日本人は下手なんです。車に限らず。
チーム全体がしっかりとした思想の元で作られたスカイラインR32などは名車ですが、それが後に続かない。
F1だけでなく、車の開発も欧米に拠点を構えることを、日本のメーカーは真剣に考える必要があると思います。
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