2005年11月25日金曜日

ノアの箱船の秘密(上・下)

扶桑社ミステリー刊 T・ラヘイ&B・フィリップス著 公手 成幸 訳
う〜ん、まあ話は面白いんですが、どうもキリスト教徒の描く神の奇跡というのは、私の感覚からすると即物的で神を矮小化してるようにしか思えません。
1万年前くらいに、世界中で洪水があったことは事実らしいし、それを生き延びた人々がいることも事実です。聖書の記述や言い伝えやが元で、発見された遺跡があることも事実です。でも、聖書の例え話しそのまま過去の事実というのはどうなんでしょうか?
ノアの箱船にあった遺物も即物的すぎるしなぁ。
シリーズ物みたいなので、終わりが中途半端なのは、まだまだこのシリーズは続きますよ、ってことでしょうね。

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