BMW Complete別冊チューニングスペシャル3が発売されています。E90中心ですけどね。
それとモータファン別冊輸入車のすべて2006も発売されており、BMWは1と3が取り上げられています。
輸入車のすべて 2006年 (2006)
さて、今月のル・ボランから連載開始となった福野氏のコラムですが、リメイク・ミウラを取り上げています。雑誌の報道写真で見た時に「ミニュチュアカーの写真をこんなにデカデカと載せるのはなんでや?」と思ったもんですが、福野氏の解説を読んで理由がよく判りました。要するにだ、ディアブロのシャーシをそのまま使ってミウラを再現しようとしたために、プロポーション比率が狂ってしまって、オリジナルの格好良さを再現できず、格好悪くなってしまったと。
リメイク・ビートルも元々RR故に成り立っているデザインを無理矢理FFでやったために、プロポーションが崩れて格好悪くなっているのと同じことですな。
似たような格好をしているけど、妙に格好悪い、妙に格好良い、という区別は、全体的なプロポーションのバランスで決まるんでしょうね。
街中を走っている時に周りを走る車を見ていますが、Benzのプロポーションの良さにはいつも目を奪われます。フロントマスクのグリルは好きじゃないんですが、ボディ全体の流麗なプロポーションは美しいんですよね。その点でいえば、BMWは残念ながらBenzには負けているなぁと。他には勝っていると思っていますが。
残念ながら日本車はそういう点では非常に駄目駄目だと思います。一見格好いいんだけど、微妙にどこかが破綻している。日本の町並みの風景がそうだから、それに慣らされた日本人には、微妙に破綻しているプロポーションが好まれるのかもしれませんが。
0 件のコメント:
コメントを投稿