今月の雑誌では、何故かル・ボランとモーター・マガジンがAMGの大特集を行っています。まあそれについては来週のネタとさせて戴くとして。
BMWネタの大きいところでは、なんと言っても3シリーズのクーペの正式発表でしょうね。しかも直噴ツイン・ターボ搭載とくれば、BMWの歴史の中でもエポックメイキングなモデルになります。
このクーペとターボエンジンについては、BMW CompleteとMototr Magazineが比較的詳しいですが、まだ発表されたばかりで詳細不明のところも多いようで、来月辺りは各誌とも詳細情報が掲載されることになるのではないかと思われます。
それ以外には、ウイズマンがBMWの大特集を行ってます。Motor Magazineも、3.0Lエンジン搭載の1,3,5の比較特集という興味深いテストレポートがあります。
他にもZ4クーペ & Z4Mがいよいよ日本で発売開始されましたし、久々にBMWネタが満載ですね。
新3シリーズのクーペは、セダンのE90に対してE92というコードナンバーが与えられています。先に発売になっているツーリングがE91というコードだそうなので、BMWはこれまでとはコードの付け方を変えて来ているみたいですね。
またこのクーペの発売を期に、X-Drive搭載車種も拡大するそうです。何しろ今や欧州メーカーで一番4WDの販売台数比率が多いのはBMWだそうで、X3, X5が好調なこともあるのと、欧州では安全性重視で4WDの人気が高いのが理由だそうです。
4WDといえばクアトロ・システムのAUDIを思い浮かべますが、AUDIはFFの販売が多いようで、比率的にはクアトロの販売台数は少ないらしいです。
今回のクーペで一番の目玉は、もちろん3.0Lツイン・ターボですが、なんといってもスプレーガイデッド直噴と呼ばれる新世代の直噴方式になるでしょうね。これはターボだけの技術ではなく自然吸気エンジンにも有効です。
ガソリンエンジンの直噴というと、三菱が商業化に成功し、AUDI/VWやトヨタが盛んに採用をしてきています。もちろん燃焼効率を向上し、燃費とパフォーマンスの両立を狙うからです。
このターボエンジンにはバルブトロニックが採用されていないとのことですが、バルブトロニックとスプレーガイデッド直噴が、これからのBMWのスタンダードになる日も近いと思われます。
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