量子宇宙干渉機

量子宇宙干渉機

比較的最近のJ.P.ホーガンの作品です。まあ最近といっても本書の初版が1996年なので、もう8年も前ですけどね。
多元宇宙論というか並行宇宙と呼ばれるものの存在を、「未来からのホットライン」で否定していましたが、その後量子論の科学者と論じ合ったことが契機になって、本書のようなアイデアが生まれたそうです。
私は並行宇宙の存在には懐疑的なのですが、多次元ひも論を考えれば、別に並行宇宙でなくとも干渉縞は発生するように思うんですが．．．皆さんはどう考えます？