今週はBMWネタではないですが。
前々から言われていましたが、とうとう高速道路を利用するためにはETC装着が必須で、装着していない車は高速を利用できなくなるようです。
鳴り物入りで導入されたETCですが、当初は政府関係者の思惑程には普及せず、各種の割引や優遇策が取られるようになりました。それだけでは利権関係者は飽き足らないようで、今度はETC義務化です。
ETC装着によって、首都高速や阪神高速のように距離に関係なく一律課金ではなく、距離の応じた細かい料金設定が可能になるから、短い区間しか利用しない利用者には特になる、というのがいいわけですが、長い距離を利用する人にとっては値上げですからねぇ。
ところでETC義務化になる、料金所のおじさん達(道路公団職員OB)は不要になるんですが、その人達はどこへ行くんでしょうね?たぶんETC料金徴収の名目で天下り会社が作られて、そこが道路公団退職者の受け皿になるのでしょうか?
もう一つ気になっているのが、警察が高速で取り締まりする時には白券と呼ばれる警察自身が作成した通行券で高速を利用していて、高速道路の利用料金を支払っていないのは有名ですが、ETC義務化になるとこの手は使えなくなりますよね?白バイやパトカーもETCを装着して高速道路を利用することになるはずなんですが、果たしてその通行量は警察の予算からちゃんと支払われるのでしょうか?
もう一つ大きな話題は、不法駐車取り締まりの民間委託ですよね。今回から駐車した瞬間に駐車禁止違反として取り締まられることになります。しかも違反者が出頭しなければ、車の所有者に責任を負わせるという、店子の犯罪の責任を大家に取らせるような、どう考えておかしな法律までできていますし。
確かに不法駐車はよくないですけどね、配達車両なんかが配達先の前に車を停めていただけで、違法として取り締まられる可能性もありますしねぇ。
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