タイトルを見れば、最近話題の「メタン・ハイドレート」を題材にした話だなと推測ができるのですが、内容は明るいものではなく悲観的な内容です。
メタン・ハイドレートについて悲観的なだけではなく、舞台は世界的に不況が続く2011年の日本が舞台です。この物語では、その頃もまだバブル崩壊の痛手から日本は抜けられておらず、ますます深刻化する構造不況が描かれています。
幸か不幸か、今のところ、日本はバブルの影響から少しずつ抜け出して、やや上向きかくらいで回復基調にあります。が、この物語のような天災はいつ起こっても不思議ではないわけで、そういうガイアの気まぐれが一度起こると、どうなるか判りません。
それはさておき、日本海溝近傍のメタン・ハイドレートが採掘できれば、日本の資源不足問題は1発で解決なんですけどねぇ。
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