少し前ですが、新聞記事に民営化後の道路公団各社と関連会社の決算が発表されていました。
これまで大赤字と言われていて、税金による補填を大量に投入してきたので、赤字決算で当たり前だと思いきや、大幅な黒字です。
民営化時の決算目標は黒字で立てられていましたから、それに合わせたような収支結果になっているようです。高速道路各社は、目標よりは少ない黒字で、子会社が目標を上回る黒字になっていましたが、民営化された途端に、大赤字から大黒字ってどういうことでしょうね。
とはいえ、関連会社も孫会社曾孫会社までは入ってないようですので、そちらの決算まで合算したらどうなっていたでしょうね。更に大幅な黒字になっていた可能性大ですが。
子会社の解釈が来年度から変更になって、公団時代に黒字隠しに使われていた孫会社曾孫会社が子会社扱いになり、連結決算対象になってきます。さて、天下りのお役人幹部さん達はどうやって黒字隠しをするでしょうね。
今まで赤字だったはずの予算は一体どこに消えたのでしょうか?道路建設費は政府が負担して、高速道路各社にレンタルする方式に変わったため、赤字が政府に移ったのでしょうか?
車雑誌各社には、是非この問題を徹底的に追求して欲しいものです。
まあ、要するに「それだけ黒字なら、高速料金値下げせんかい!」ってことなんですが。
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