作家として30年近いキャリアを持つ今野氏ですが、今年の第二十七回吉川英治文学新人賞を受賞されたそうです。この賞は「新人賞」と冠している割にはベテランにも賞を与えているそうなのですが、なんかなぁ(苦笑)
今野氏の作品は1年半振りですが、テンポのよい文章とストーリは変わりませんね。STシリーズはなんとなく今まで避けていたんですが、今回初めて読んでみました。
STのメンバーが天才的過ぎて現実離れし過ぎてて、あまり物語には入っていけなかったです。面白いのは確かなんですが、陰陽祓いシリーズみたいにストーリそのものが現実離れしているわけではなく、極現実的なストーリなのに登場人物が非現実的というギャップに違和感があったためかと。
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