2006年7月26日水曜日

神の足跡(上・下)/グレッグ・アイルズ



「人工知能との対決」という帯書きとタイトルから、進化したコンピュータが神と呼ばれるようになるのかと思ったら、違ってました。なので、コンピュータを題材にした小説と思うと、ちょっとがっかりします。
テーマとしては、宇宙と神、宇宙と人、人と神の3者の関係と考えればいいのでしょうか?キリスト教圏の人が書いた小説なので、神=キリストになるのは仕方がないにしても、宇宙と神の関係の構成からすると短絡的すぎる違和感が付きまとってしかたがなかったです。
小説としては、十分に面白いんですけどねぇ。



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