2006年9月24日日曜日

【BMW雑記帳】トヨタの底力

いよいよセルシオ改めレクサスLSが発売になりましたね。電子装備や最先端のギミックをこれでもかというくらいてんこ盛りで、セルシオが登場した時のように、BenzやBMWが変な影響を受けなければいいのですが。
でもトヨタもレクサスも欲しいとは思いませんが、アイシンワーナーの8速ATは欲しいですね。変速段数はともかく、ダブルクラッチでシフトのタイムラグとショックが極限まで少ないのは欲しいです。
また日産も米国で一足先にG35名で販売開始した新型スカイラインも、もうすぐ日本で登場します。アメリカ向けと日本国内向けでは、足回りとかのチューニングが変えているそうですが、日産の技術者によれば「BMWもアメリカ向けは欧州向けとセッティングが異なる」そうで、しかも「米国向けの足回りは、レクサスもBMWもG35を意識していて、新型3シリーズやレクサスISはG35をお手本にしているはずだ」ということで、かなり走りのセッティングに自身を持っているようです。
トヨタも日産も業績好調で、今朝の日経によれば、企業価値の評価も鰻登りのようです。

製造技術に関しても設計技術に関しても、日本のメーカー特にトヨタと日産は、とっくの昔に世界一ではあるのですが、それでもプレミアムな分野では、未だに欧州勢の後塵を拝しています。
まあ日本人の私が見ても、レクサスも日産インフィニティも本田アキュラスも、欧州メーカーに比べるとデザインがださいんだものね。
日本人デザイナーにセンスがないわけではないと思いますよ。少なくともトップクラスの人はね。実際、欧州メーカーで活躍する日本人デザイナーって結構いるし、ファッション関係とか建築関係とかで、世界的にもトップクラスの日本人デザイナーっていますしね。
でも平均的な日本人のセンスって、どうも欧米人とはずれている気がします。白人種や黒人種に旧モンゴロイド(アラブ系とかアメリカ大陸のネイティブな人達など)は、お臍の位置が身長に対して黄金比の位置にあるそうなのですが、日本人を始めとする新モンゴロイドの場合は、黄金比からちょっとずれているそうで。顔の造りも白人種などが黄金比で成り立っているのに対して、やはり少し外れているそうで。
その辺りが、日本人の美的感覚がちょっとずれていて、本当に美しいデザインが出てきにくい理由なのかも知れません。

実際、欧州車のプロポーションは黄金比で成り立っているように思うのですが、日本車は少しずれたクルマが多いように感じます。たま〜に黄金比が入っているかなと思われる美しさを感じるのが出てくることはあるのですが、どこかでそれが破綻していて最後まで続いていないか、理解されずに売れないことが多いような。
R32スカイラインは美しさを感じさせる数少ないクルマだったのですが、デザイナさんはあれだけで日産を辞めちゃったそうで、GT-Rが話題になった割に売れなかった責任を取らされたのでしょうかねぇ?


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