2006年10月5日木曜日

外交敗戦 - 130億ドルは砂に消えた / 手嶋 龍一



湾岸戦争の時に、日本は130億ドルの戦費を賄ったにも関わらず、世界中から全く貢献なしと評価された原因を探るドキュメントです。
単純にいってしまえば、国益ではなく省益を優先する大蔵省と外務省がお互いを無視し合い足を引っ張りあって、更には首相をも無視した結果と言えるのではないかと思います。
その後、お役所が少しは反省したのかといえば、さに非ず。露西亜、韓、中華には領土侵害され、国民が殺されているのにも関わらず、抗議もまともにできないばかりか、むしろ無理な要求をふっかけられ舐められ続けています。
民間がいくら頑張っても、国が全てを台無しにする。そんな日本の将来はどうなるのでしょうね。


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