1940年代のロスアンジェルスで実際にあった事件を元にした小説の映画化です。
'40年代のアメリカといいうのは、第2次世界大戦に勝ち絶頂期にあったわけで、登場する人々の様子や街の雰囲気がかなりバブリーですね。男も女も仕立てのいい服をバリッと着こなして格好いいですな。
でもその反面、登場人物みんなが他人にも自分にも嘘を付いて生きていて、ストーリーも主人公がみんなの嘘を(偶然も手伝って)暴いていってしまい、ドンドンと人が信じられなくなっていく。
犯人もストーリーの流れからは全く想像が付かない人物で、理由も映画を観ただけでは(犯人の告白シーンまで)全く判らないです。
たぶん原作の小説なら、途中で色々とヒントが隠されているのでしょうけど、映画の上映時間内ではそこまで描ききれなかったのでしょうね。
R指定ということで、かなりどぎつい性描写があるのかと思ってたらそうでもなく、惨殺死体シーンがあるせいみたいです。
最後はハッピーエンドになっていましたけど、現実の事件では果たしてハッピーエンドで解決したのでしょうか?
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