2006年10月27日金曜日

信長街道 / 安部 龍太郎



信長燃ゆ〈上〉の作者が取材時に物語の舞台になる各地を訪れた時の取材メモを纏めたものだそうです。
実際に事件のあった場所を訪れて、これまで事実だろうとされていた事柄が本当はどうであったかを検証されています。
桶狭間における考察は、先日の「服部半蔵と影の一族」で作者の橋場氏の考察と似ており、公式な資料だけでは判らないことを様々な角度から見て明らかにされています。
歴史の事実というのも、新たな事実が発見され、日々刻々と変化しています。今まで一般に考えられていたのとは異なる信長像、秀吉像、家康像が出てくる可能性は高いです。


0 件のコメント:

コメントを投稿