映画「ブラック・ダリア」の原作は、ジェイムズ エルロイのブラック・ダリア
上巻の半ばまで、延々と著者の経歴や生い立ちが続き、何故にこんなことを??と思うのですが、途中でその理由が明らかになります。そこまでは関係ないと思っても、我慢して読んでいってください。
元刑事だった著者は、その経歴に相応しく、客観的な証拠物件を積み上げていって、事件の真相を明らかにしています。しかし、ロス・アンジェルス警察は動こうとしていないそうです。警察が積極的に、この事件の解明をしようとしない理由も、本書で明らかにされています。
これがアメリカのしかもロス・アンジェルスだけの特殊なケースではなく、日本でもこのようなことが行われていないとはいえません。
昨今、数々の警察官の不祥事が表沙汰になっていますが、それを考えると...。
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