2007年2月4日日曜日

Fuji S5Pro

ボディベースがNikon D200になり、S3Proよりも更に改良されたハニカムCCDが搭載された、待望のS5Proがいよいよ発売開始です。
本日行き付けのカメラ屋さんでS3Proを下取りに出して、買ってきました。S3Proを手元に置いてNikon D2Hを下取りにとも考えたのですが、画質はともかくあの超高速連射は捨てがたく、S3ProとS5Proだとほとんど用途的には変わらないので、まずS3ProとS5Proの併用はないなと思い直し、出してしまいました。
安くS3Proを手に入れたいと考えている方は、今がチャンスだと思いますよ。S3Pro下取りに出してS5Proを買う人が多いみたいなので。

S5Proはそのままでは縦位置レリーズがないことと、単三ニッケル水素電池が使用できないため、同時にMB-D200も購入しました。電池が6本必要になるのはちょっと痛いですが、まあ仕方がないですね。
電池とレンズを持参して行ったので、帰りにテスト撮影をして来ました。
ISO800〜3200のノイズが驚異的に減ってます。S3Proだと、ノイズをCaptureOneで除去してISO800が限界、純正RAW現像のHyper-UtiltyだとISO400が限界という感じでしたが、S5ProはフィルムシミュレーションのJPEG出力でISO3200が実用になります。
#今のところ、S5ProのRAW現像が可能なのは、添付のRAW ConverterとSilypixのEarly Preview版のみ。CaptureOne、Photoshop Camera Rawはまだ未対応。

作例はフジクロームモード(F2)、JPEG、最大サイズLで撮影、出力したものを等倍で切り出しています。

ISO200で撮影した全体を縮小したのも付けておきます。

レンズはPlanar 85/1.4でマニュアルモードでの撮影です。
絞りはf5.6に固定して、ISOとシャッター速度を変えています。


[2007/02/04 00:15追記]
ちなみにWIDE400%でRAW記録での連射枚数が、S3Proバッファ増設後8枚だったのが、S5Proでは17枚と倍以上になっています。またバッファ満杯でシャッターが切れなくなってからCFのアクセスランプが消えるまでの時間が、Sundisk Extream-IIIで、S3Proが33秒に対してS5Proが28秒くらいです。書き込み枚数が倍以上で時間が変わらないということは、書き込み速度そのものは倍くらい速くなっているということですね。

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