今月の雑誌は、BMW関連の特集は特に見あたらないようです。ル・ボランで高級セダン特集をしている中に、3,5,7が入っているくらいでしょうか。
スクープもマガジンXのZ9とAUTO CARの3シリーズ・スポーツバック(シューティング・ブレーク)くらいですね。
Z9は5シリーズ・ベースのオープン・2シータとのこと。
スポーツバックは、1シリーズのハッチバックと3シリーズ・ツーリングの中間くらいのハッチバックモデルだそうですけど、そこまで細かいモデル分け必要になるのでしょうか?ti復活に近いイメージらしいですが、1シリーズがなかったE36/46とは状況が違いますからねぇ。
Newsとしては、5シリーズがマイナーチェンジしました。直6エンジンが全て直噴に変更になっています。ということは、今後直6のバルブトロニックは廃止ということですね。記事には書かれていないですが、恐らくマイクロ・ハイブリッド化もされているはずです。更に面白いのが、M5にツーリングボディが加わったことですね。しかし速度無制限のアウトバーンがあるドイツならともかく、日本で発売されますかねぇ?AMGはCもEもツーリングあるから、それに対応して発売になるかな?
BMW関連ではないですが、興味を惹いた記事をいくつか挙げておきます。
ベンツのNew Cクラスの記事で、材料調達を含めた生産から20万km走行して廃棄されるまでに必要なエネルギーをTUVが計算したところ、旧Cクラスに比べて1台当たり125GJ(ギガ・ジュール)低くなっているそうです。ガソリン換算で3800L、二酸化炭素で9tも減少することになるそうです。
ハイブリッド車や燃料電池車だと、この生涯消費エネルギーが一体どれくらいになるのか、是非公表して戴きたいものです。
レクサスについて、面白い記事があります。
1つはル・ボランの福野氏のコラムです。日本人の建前だけのアンケートでレクサスの高級イメージを形成しているが、日本のユーザーの本音はそんなイメージは望んでいない、というもの。
もう一つは、誌名を忘れましたが、清水和夫氏が「無個性なのがレクサス(トヨタ)の個性」と言っていることですね。更に「人間の顔を一杯集めて平均化すると美男美女になる。美人とは究極の無個性だ」とのこと。でも「そういう美人は女優としては売れない。無個性はつまらない」ということをおしゃっています。
またマガジンXによると、新型スカイラインの発売後にISの販売がピタッと止まったのだとか。質感は同等で、乗って楽しいのはスカイラインで、値段が100万円も安いということで、ISを止めてスカイラインを購入する人が多いそうです。
クルマって道具である以上に、快楽の元でもあるはずなんですよね。壊れなくて、数値性能がよいだけでは、運転する快楽は生まれないです。BMWを始めとする、人気ブランドがなぜ人気なのか?評価が高いのか?をコスト重視の日本メーカーの役員さん達は全然判ってないようです。
奥田氏という怪物経営者の元で、超優良巨大企業になったトヨタですが、奥田以降は怪しくなってきているみていです。
0 件のコメント:
コメントを投稿