2007年6月25日月曜日

傭兵代理店 / 渡辺 裕之



作者は広告関係の方だそうで、本作がデビュー作ということです。ちょっと説明臭い箇所が散見されますが、でも日本ではこういうテーマはきちんと説明を書かないと判らない人がほとんどなので仕方がないですね。それを考慮すれば、デビュー作というのが信じられない安定した読みやすい文章とストーリー運びで、楽しみながら読めました。
日本人でも海外の軍隊で傭兵として活躍している人は意外と多いのです。特殊部隊の教官をしている程の人も何人かおり、現在は作家として人気を博している方もおられます。たぶん、主人公はそういう実在の人をモデルにしているのでしょうね。


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