3ヶ月程前に購入したマザボで組み立てたテストマシンを使って、RAID0のテストを先月に色々としてました。
日立のSATA-IIのHDD 80GBを4台買って、単体と2台、3台、4台のRAID0&4台のRAID5のパフォーマンス比較して、やっぱり4台のRAID0がダントツに速いという当たり前の結果がでました。
で、HDDx4 RAID0でマシンを組むかと手持ちのケースで一度は組んだのですが、ファンが背面にしかないためHDDが熱的に保ちそうにありません。結局HDDホルダーに4台搭載可能で、直前にファンが置けるケースをと探した結果、センチュリーのアルミケースが仕様といい値段といい理想的だったので、これに決定。電源は別なので、世間で安定度が高いと評判のEnermaxのものを購入。
ここまでは割とスムーズに進んだのですが、問題はPCの要となるCPUの選定です。
AMDのCPUが大幅に値下げになるという噂が走り、実際にそうなったわけですが、その直前にIntelも大幅値下げという噂が走りました。特にQuad CPUが半額になるというのは、マルチCPU大好き人間の私には、とっても魅力的。
で、Q6600が3万円台に突入した日、朝から行けばいいものを日本橋に到着したのは夕方(笑)で、案の定Q6600は売り切れ。まあB3ならあったんですけど、TDPを考えたら新しい方がいいですからね。
で、結局Q6600の在庫が十分に出回って値段も3万円台半ばとこなれてきたので、やっと買ってきました。
マザボは売り場で在庫のある内で、SATAポートが6ポート以上のものという条件で探して、GIGABYTE GA-P35C-DS3Rにしました。これはメモリにDDR2とDDR3のどちらでも使えるというもの。1000円程安いのでDDR2のみのもあったのですが、せっかくなら将来的な拡張を考えてこちらにしました。とはいえ、DDR3の値段がこなれてきて交換しようかという頃には、CPU&マザボごと交換してしまうのでしょうけど(苦笑)
DDR3が使えるとはいえ、値段が馬鹿高いので、実際には当然DDR2です。でも一応800にしました。1GBを2本ペア(デュアルチャネル動作テスト済み)のCFD製です。
またこのマザボはビデオ出力付きなのですが、せっかくだしちゃんとビデオカードをと思って、店に在庫してあった中から予算1万円ファンレスを探し、ATI系では最近人気のSapphireにしました。Sapphireは初めて使います。Radeon HD2400XT搭載のです。この値段でもDirectX10対応なんですね。
組立はサクッと終わりましたが、RAIDブートにするためのICH9のドライバFDを作成するのに、一苦労。普段動かしていないテスト用マシンにしかFDDないんですわ。
でも何とかRAIDブートで、WindowsXP Proのインストール完了。
ざっとベンチ走らせてパフォーマンスを見てみましたが、速いです。4月に買ったXeon 5110 x2搭載、HDDx2 RAID0のワークステーションが形無しです。倍までは違いませんが、HDBENCHのALL値が58%増しです。
さて、これで実際に現場に持ち込んだら、どれくらいのパフォーマンスを発揮してくれるやら。
ちなみにご予算は概略以下の通り。
ケース \10,000-
電源 \10,000-
DVD \5,000-
FDD+XP \20,000-
HDD x4 \25,000-
CPU \35,000-
マザボ \20,000-
メモリ \12,000-
Video \11,000-
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合計 \148,000-
(2007/09/04 追記)
現場に持ち込み、ビルド環境設定完了し、システム全体のビルドを掛けました。
DellのXeon 1.83GHz Quad x 2 + SAS RAID5マシン(お値段約60万円)とほぼ同じビルド時間。
春に購入したHP WX6400 - Xeon 1.60GHz Dual x 2 + SATA HDD2台RAID0に比べて、ビルド時間が62%に短縮なので、1.5倍程度の速度ということになります。
ということで無事目標達成!
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