作者は西城秀樹のおかげです
少女性愛物を書かれているそうで、本書はSF性愛物語だそうです。SFが付いていたのであまり深く考えずに買ってしまいましたが、主に人工生命との性愛を中心とした短編集です。
SMプレイを中心としたSEX描写が多いせいでもないのですが、妙に退廃的というか、狂った感じがして、奇妙な感覚を覚えながら読んでいたのですが、巻末の解説を読んで違和感の原因がはっきりしました。ここで描かれている性愛は、全て生殖とは全く無関係なところで行われているからですね。
例え避妊していても、男女のSEXは生殖が大前提にあるわけです。その前提が全く排除された関係(女同士或いは人間外のもの)との性愛。こういうものに女性は、或いは作者は憧れるのでしょうか?男性作家では味わえない感覚です。
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