2007年10月29日月曜日

The THOMAS CROWN AFFAIR



007のピアース・ブロスナンは、イメージ的にちょっと違うかなとは思う反面、俳優としては歴代のボンド役の中では一番の演技派ではないかとも思っています。なので、007ではないブロスナン主演作品ということで、買ってみました。
ブロスナンだけでなく、何故か007を演じた俳優さんは、その後に泥棒役を演じることが多いですね。日本でもウルトラマンとか仮面ライダーとかのヒーロー役をしていた俳優さんが、その後は悪役を演じることが多いのと同じようなものなのでしょうか?
本作でも、ブロスナンは華麗なる怪盗を演じています。かなり気障な役なのですが、妙にしっくり来ていて、しかもあまり嫌みっぽく感じないのは、ブロスナンの特徴ですかね?寺沢武一作のCOBLAを実写でやるとなったら、気障な台詞をサラッと言えるという点で、ブロスナンがはまり役ではないかと思ってしまいます。
相手役の女優さんレネ・ルッソは、どこかで観たようなと思ったら、リーサル・ウエポンの3,4でメル・ギブソンの恋人役やってた方ですね。元ファッション・モデルさんだそうですが、その素晴らしいプロポーションを惜しげもなく披露してくれています。
あちらのセレブな女性って、シースルー・ドレス(かつ下着なし)でパーティに参加するのは普通なんですかね?日本じゃシースルーだと下着なしは考えられないけど。

ところで、原題の"AFFAIR"って、「事件」という意味の他に「情事」という意味もあるそうで。本作にはピッタリの単語だと感じるのですが、それを訳しきれずに「トーマス・クラウン・アフェアー」とカタカナにする映画会社のアホさは相変わらずですな。
折角の名作品が、邦題の馬鹿さ加減で台無しにされてます。



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