2007年12月3日月曜日

【D3コラム】D3は露出の概念を変えてしまう

無事発売日にD3を入手できました。
本当はD3のレポートの前に、1ヶ月前に入手したD28/2 ZFのレポートをするべきなのですが、Nikonの体験ライブでD3を触ってから、S5ProやEOS5Dで撮影する気にならなくて、ずっと使ってませんでした。
#ちなみにD2HはD28/2の下取り(というか追金0なので交換して貰ったというべき)、S5ProはD3の下取りになりました。
D3の初撮影はDistagon T* f2/28mm ZFとMakro-Planar T* f2/100mm ZFでやりました。
近所の紅葉や花とかを撮影した後、写真仲間との飲み会に参加。
まあ写真の話題はあんまりなくて(笑)、私がD3に付けていたMakro-Planarを「いいなぁ、欲しいなぁ」と皆さんに褒めて貰ったのとか、「これでD3を今日だけで7台も見たけど、どんだけ売れているんだ」とか、「某氏がデジタルになって初めてその真価がわかったとWebに書いたせいで、ヤシコンのD21/2.8, P55/1.2, P85/1.2が高騰している。P85/1.2なんか80万円くらいになっている」とかくらいで。
オフ会が9時過ぎに終わった後、私は中之島へ向かって、恒例のライトアップを撮影して来ました。
ISO6400を使ったのですが、なんというか丸で昼間ですよ(苦笑)

D28/2でf5.6 1/15secにて撮影。
Adobe LightroomにてRAW現像。露出はいじってません。

ちゃんと夜景にするなら、もっと速いシャッター切らないとね。


おまけにラチュードが広いですから、露出なんかハイライトが飛ばないようにだけ気をつけて適当に撮影して後でRAWで調整すれば、もうどうにでもなります。
私は今までデジカメはS1Pro/S2Pro/S3Pro/S5Pro/D1X/D2H/EOS5Dと使ってきましたが、露出は全てマニュアルで撮影していたのです。というのはメーカーが白飛びを嫌って、オートだと私的な最適露出よりも2EVくらいアンダーな露出になってしまうからです。
カメラ内部でJPEG変換する時に露出を明るくして調整しているみたいなのですが、そういうことをするとノイズが増大することになります。RAW現像していてもそうです。
なので私はメーカーの設定値を全く信用せずに、全部RAWのみで撮影し、露出もマニュアルにして、RAW現像で細かい調整を行うということをしています。
今回のD3ではラチュードが広くなって白飛びに強くなったせいか、1EVくらいのアンダーなのですが、ラチュードの広さのお陰か、その状態から現像してもノイズはあまり増えないようです。
そういう意味で、通常撮影であればオートで撮影して、後でRAWで調整をしても問題はない可能性が高いです。
まあもっとも私は、夜景とかライブとか、まずオートでイメージ通りの露出を得るのは無理!という撮影が多いので、これからもマニュアル露出で撮影するでしょうけど。
昨晩は晴れ上がって星が綺麗だったので、手持ちで星を撮影してみました。
シャッター速度は1/15secなのですが、見事に手ぶれしています。
VRなら大丈夫かなと、さっき試そうとしたら、曇ってて星が出てませんでした(涙)
しかし星の撮影が手持ちでできるってのは...
星(カシオペア座?) Makro-Planar100/2でf2, 1/15にて撮影。

こちらは真ん中付近を等倍で切り出し。

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