2008年2月23日土曜日

ジャガイモの世界史 / 伊藤 章治



南米原産のジャガイモとサツマイモは、その生産性&栄養価の高さで世界中に広まり、何度も飢饉から人類を救ってきました。
日本ではサツマイモの方が、救荒作物として江戸時代に広まっていましたが、ジャガイモの方は明治末期以降に日本で広まったようです。
欧州ではパンよりもジャガイモが主食になっている国があるくらいで、高い人気があります。
そのジャガイモの歴史を追いかけているのですが、飢饉の話が中心になっています。
麦が豊作の時は、人はそちらを選ぶのですよね。でもこれから先、世界の人口が増え続けているのに農業生産は減る傾向にあり、温暖化の問題もあって、世界的な飢饉が訪れる可能性が高くなってきています。
そんな時には、再びジャガイモやサツマイモが見直されることになるのでしょう。


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