スティーブ・ジョブズとApple社の歩みを論じた本です。
Apple社の強みを分析しているのかと期待して買ったのですが、ジョブズが天才的なプロデューサであるという以上の内容はありませんでした。
まあ日本人てのはハードウェアには五月蠅いけど、ソフトウェアはさっぱり理解できないのですよね。プログラマーと呼ばれている人達も、思考はハード的な考え方しかできなくて、未だにベルトコンベアでの生産管理方式をソフトウェア開発に適用しようとしているくらいだから。
ジョブズは20年くらい前、Nextの講演で「プログラマの生産性は、できる人とできない人で30倍の差がある」と看破していますが、このことを理解できるソフト関係の管理職も経営者も、日本にはいないように思います。
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