2008年5月30日金曜日

EPSON Print Plug-in for Photoshop

今年3月のPIE開催直前に、EPSONからレイアウトを簡単かつ柔軟にできるPrint Plug-in for Photoshopがリリースされました。無償で使用できるのですが、Adobe Photoshopを持っていないと使えません。Elementでも使えるようです。
別途、有償で単体で動作するものもリリースされていますので、Phtoshopを買いたくない方はそちらを購入するといいかも。

さて、今まではPhotoshopでレイアウトを決めてプリントしていたのですが、EPSONの場合、ふちなし印刷にすると、ふちありの領域に相当する画像が微妙に拡大されてふちなしになってしまうのです。これだとせっかく印刷時のdpiを計算して、リサイズしている意味が全くありません。
ふちなしの用紙領域きっちりにプリントするようにできないかと悩んでいたところ、このソフトが発表されました。PIEで説明を聞いた感じでは、これを使えばいけそうです。
で、すぐにインストールはして起動も確認はしていたのですが、Spyder3の入手に時間が掛かったため、今まで実際の印刷はしていなかったのです。やっと試したのですが、ばっちりとふちなしで狙い通りの範囲を印刷することができました。
レイアウトサイズに合わせた拡大縮小と印刷のためのシャープネスは、このソフトにお任せにしたのですが、結構いい感じに仕上がっています。レイアウトがマウスで簡単に設定できるのはいいですね。Photoshopだとレイアウトの自由度がないに等しいので、これは非常にありがたいです。
Spyder3で生成したicmも、何の問題もなく使えて、カラーマネージメントされたプリント結果を得ることができました。
これはお勧めです。

一つだけ問題があるとすれば、プリンタの電源を入れていないと、恐ろしく起動に時間が掛かることでしょうね。プリンタとの接続確認をしているようで、プリンタが起動してれば、サクっと立ち上がりますけどね。


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