L.A.フォーラム・コンサート69
ライヴ・アット・バークレイ: ファースト・ショウ
ついでに他にもまだ聴いてないライブアルバムが紙ジャケであるのかなと思って探したら、1枚ありましたのでそれも買ってきました。
ザ・コンプリート・レインボー・ブリッジ
まあはっきり言って、どれも録音はあまりよくありません。ブートレグよりはましですけどね。一応、公式にテープ回していたらしいから。デジタル・リマスターも施されているらしいのですが、テープの保管状態がよくないんでしょうかねぇ。
で、演奏ですが、最初の2枚は如何にもJimi Hendrixではあるのですが、どちらももうかなり末期的な状態になっている頃の演奏で、凄いことは凄いのですが、疲れというか倦怠感というか、今一つピリッとしないのも確かです。
レインボー・ブリッジの方は録音だけでなく、演奏もかなりボロボロですね。WoodStockで演奏されたValanova Junctionも、ここで演奏されているのですが、Woodstockでの魂を揺さぶる演奏の影も形もありません。
Jimi Hendrixの音源は、基本的には遺族により管理されているのですが、音楽業界というのは利権の巣窟でもあり、遺族にも未だにどうしようもない音源があるんですよね。奇妙なのは、一つのライブ音源でも、部分部分で権利を持っている人が違うこと。
ライブ音源が、小出しのように未発表曲を新たに追加して何年か毎に再販されるのは、その複数の権利者から徐々に権利を獲得するためだとか。
Jimi Hendorixが亡くなってから、もう丸38年が過ぎようとしているのに、未だにJimiを食い物にしようとしている利権ゴロがいるのですね。
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