2008年7月17日木曜日

iPhoneショック ケータイビジネスまで変える驚異のアップル流ものづくり / 林 信行



半年以上前に発売されたものですが、iPhoneに脅える日本の携帯業界の様子がよく判ります。
携帯に限らず、日本のメーカーは設計力や製造能力は高いけど、ブランド力とか商品的魅力には乏しいものしか作れないことが多いのですよね。車なんか典型的なのですけど。
特に携帯電話は、日本国内に特殊な市場が形成されたため海外の端末機メーカーが進出しにくく、かつ国内需要だけでもそれなりに大きな市場であるため、日本のメーカーは国際的に通用する端末は作ろうとしないのです。
#Vodafoneが日本に進出した時、国際規格の端末を作りましたが、余りにも評判が悪くて、結局日本国内向けに特化したモデルを作る羽目になったし。

でもね、単に海外メーカーだからとか米国メーカーだから、iPhoneを作れたのではないのですよね。実際、ノキアやモトローラにiPhoneが作れるかというと無理ですし、MicrosoftやIBMに作れるかというとそれも無理です。
あくまでもAppleだから、Jobsだからできたことなんですよね。

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