2008年9月7日日曜日
【BMW雑記帳】GM倒産か?
今月のMotorMagazineの第二特集で「BMWの最新パフォーマンス」と題してBMWの特集をしています。その中でM社のプロダクトマネージャーのインタビューがあります。
また第一特集が「A4アバントと新世代ワゴン」なのですが、定番のライバル比較で325i Touringが引っ張り出されています。
ガソリン価格がちょっと下がって来ましたね。北京オリンピックが終わって中国バルブが早くも弾け始めていて石油の消費量が減っているからなのと、アメリカの景気後退が益々酷くなってきてドル安になった影響で消去法で円が買われて円高になったからなのとか、世界的にな不況感が原因なので素直に喜べないのですけどね。
この状況で福田さんが首相を辞めてくれたのは、私は非常に歓迎すべきことだと思いますね。「途中で放り出すとは責任感がなさ過ぎる」という意見もあるでしょうけど、任期最後まであの首相では日本が滅びてしまいますよ。ご本人もそのことを一番自覚しているから「私は自分を客観的に見れるのです」とおしゃったのでしょう、きっと。
問題は次に首相になられる方が、今の日本を救えるかですが。
アメリカのBig3と呼ばれたGM, Ford, Cryslerも赤字が膨れ上がり、GMが倒産するのではないかという噂が流れています。最後の足掻きで「シボレー」ブランドの売り先を探しているとか。ブランドというよりもGMのレーシング部門がメインになるらしいのですけどね。アメリカン・スポーツカーの雄コルヴェットがなくなってしまうというのは非常に寂しい感じがします。
その前に「ハマー」部門が身売りされるのかなぁ。「ポンティアック」なんてまだあったの?なブランドもあるし。
しかしGMが倒産したらアメリカ政府は困るでしょうね。大統領を初めとして閣僚が乗る車と言えばまずGMのキャデラックかFordのリンカーンですが、ほとんどがキャデラックだし。日本でも1970年代初頭までは、高級車といえばキャデラックでしたしねぇ。
更にGMCのバンなどはシークレットサービス、FBI、CIAや軍の標準装備で、これなしでは作戦が成り立たないくらいに使われています。映画などでも政府や軍の特殊任務のシーンには、GMCのバッチをフロントに貼ったバンが大量に登場しますでしょ?
GMがなくなったらこういう政府や軍の御用達車がなくなってしまうのです。
外資に買収されたら、国家機密保持や政府の調達条件などで、製品が生産継続されたとしても買うことはできなくなるでしょうし。
しかし今の状況だと冗談抜きに、10年後くらいにはアメリカ資本の自動車メーカーは1社もなくなっており、米国大統領がレクサスのリムジンに乗るシーンが見られるのかも。
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