2009年5月15日金曜日

クラウドの衝撃――IT史上最大の創造的破壊が始まった / 城田真琴



最近流行のクラウド・コンピューティングについての解説本です。
分散処理型の超大規模サーバーが、これからのコンピューティングの主流になることは間違いのないことですが、それがいつまで続くかは神のみぞ知るというところでしょうか。
コンピュータの歴史では、処理を行うのが、中央のメインフレーム->ローカルのUnix Workstation->内部ネットワークのUnix Server->ローカルのPC->イントラネットのWeb/Database Server->ローカルのPC Workstation->インターネットの超分散クラウドサーバー、とローカルと集中サーバーで、処理の主体的立場を奪い合うということを繰り返しています。これから暫くは、Googleのような超分散サーバーによる、アプリケーション処理が中心になっていくということですね。
先のBIND DAYでも、BiND for WebLiFE 2.5の目玉は、GoogleのSaaSとの連携機能という説明がされていましたが、こういう機能を搭載したアプリや携帯端末は今後どんどん増えていくでしょう。


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