その高感度低ノイズ特性は、D3の「目に映るものは全て写る」から「目に見えないものなで写す」へと進化しました。
昨晩の京都夜景撮影では、テストを兼ねてずっとISO12800で撮影していたのですが、ファインダーで観る絵と、撮れる絵の差が大きすぎて、感が狂いっぱなしです。
D3のISO6400では目に見えたものそのままが得られたので、これ程楽な撮影機材はありませんでした。しかしD3Sでは目に見える以上が写ってしまい、ファンダーで想像した仕上がりと全く異なるため、狙った絵にならないという事態に。
とはいえ、ISO6400以下に感度を落として撮影すれば、これまでの感覚で撮影できるので、問題ないのですけどね。ISO6400とISO12800は、1EVの差しかないのに、実際には非常に大きな違いであることを認識させられました。
では、ISO12800の画像はどのようなものか。
駐車場と京都の夜景を撮影したものです。
CaptureOne5.01で露出、コントラストなどはデフォルト設定のまま現像。シャープネス、ノイズ除去は行わずに、100%サイズで出力。
縮小画像はPhotoshopCS4でリサイズしてJPEG出力。100%切り出し画像はPhotoshopCS4で切り出してJPEG出力。この作業でもシャープネス、ノイズ除去は行っていません。
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全体の縮小画像 |
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真ん中付近を切り取った100%画像 |
D3は下取りに出してしまったので、同時撮影での比較はできませんが、このノイズ具合と画像の滑らかさは、D3のISO3200に匹敵すると思います。
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