デザイナーズ・ブランドはCHANELを以て嚆矢となるのでしょうね。
ヴィトンとかエルメスは、貴族向けの馬具造りが発祥で、元々ファッション製品を作っていたわけではなくて、高級な実用品がいつの間にやら高級ファッションブランドになったわけですし。
対してCHANELの場合は、当時のファッションの常識を覆す飾りを最小限に減らしシンプルな色使いとシルエットの帽子と服が人気を博し、ファッション界のカリスマとなったのですが、デザイナーの名前を冠したブランドというのも、恐らくはCHANELが初めてのはず。
そのCHANELの創始者COCO CHANEL(COCOは愛称ですが)の生い立ちの、幼い頃から成功に至るまでを描いた映画です。
けどCOCOが一体どうやって、あのデザインセンスを磨いたかは謎のまま。生活のためにお針子をしていて、徐々に自分の気に入った男装のような服を作っている内に、周りから依頼が来たような感じで。天才というのはこういう風に、感性のみで全てを会得してしまうのでしょう。
なので、COCOみたいになりたいと思ってこの映画を観ても、全く参考にはなりません(笑)
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