2010年9月28日火曜日

clinic for dolls / UNSUN



2年前に大ヒットデビューしたバンドだとは知らずに、視聴器から飛び出るイカしたリフと可愛い声が上手くマッチしていたので、買って来ました。
最近、女性ヴォーカルのゴシック・メタルに嵌ってる気がする。
つーか流行だよね。
たぶんギターのダウン・チューニング、それも半音下げとかではなくて、1音半下げとか2音半下げが当たり前になってきたせいかなと。
レギュラーチューニングだと、(マエストロ リッチー・ブラックモア曰く)ギターが一番綺麗に鳴るのがGかAなのですが、このキーだと男性には高過ぎるし、女性には低過ぎるのです。
70年代に入る直前に、歪ませたギターサウンドに、ハイファルセットの男性ヴォーカルという組み合わせが流行ったのは、このギターが綺麗に鳴る音域を太い裏声で歌えるヴォーカリストが登場したからなんですな。
しかしそういうヴォーカリストは白人でもあまりおらず、日本人だとHR/HM40年の歴史でも5人もいるかどうかというくらい少ないため、HR/HMではヴォーカルがネックということになってしまったわけです。
が、2音半下げだとD/Eとかがギターのよく鳴る音域になり、普通に歌える音域になってくるわけで、女性ヴォーカルが映えるようになると。

綺麗なおねーさんが歌うHeavy Metalは素敵です。


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