2011年1月11日火曜日

ハッセルブラッドの日々 / 藤田一咲



中判デジタルバック導入に伴いHasselbladオーナーになったのですが、私は銀塩時代はウクライナ製の似せハッセルを使っていて、本物のHassselbladは初めてなので、参考書として買ってみました。
まあ元々Zeiss好きなので、Hasselbladの資料本も何冊かは持ってるのですけどね。

でもちょっと期待した内容と違っていて、Hasselbladを普通に散歩写真に使う日々のコラム書きをまとめた本という感じです。まあこれはこれで面白いのですけどね。

それにしてもHasselbladを使う人は、スクエアなフォーマットにかなり固執されているのですね。
私は写真の基礎を教わった先生が、「トリミングで初めて写真は完成する」という考え方の人だったので、トリミングには全く抵抗がないのです。
更に十数年ほど前に、当時のHasselbladの社長さんが「写真を掲載する媒体のフォーマットに応じてトリミングして合わせるのが、プロのやり方。スクエアなフォーマットは、どのようなフォーマットに対してもトリミングしやすいから、プロに最適なフォーマットだ」というような(記憶のみに頼っているので、正確には言葉は違いますが、まあ大体こういうような意味の)ことをおしゃっていて、成る程と納得したことがあるのです。が、実際のHasselblad使いの人達からは「ふ〜ん、そういう考え方もあるのか。」とあまりいい反応は得られなかったですね。
まあどの道、デジタルバックはスクエアじゃないので、それに合わせて撮るしかないのですけどね。

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