2011年6月7日火曜日

ねじまき少女 / パオロ・バチガルピ



数百年くらい先の(絶望的な)未来のお話。
翻訳の問題なのか、元々の英文自体がそうなのか、文章が煩雑で読みにくかった。
主要な登場人物5〜6人の視点から見た状況が、頻繁に交互に入れ替わって行きながら物語が進むので、そのせいで場面やタイムラインが分かりにくくなっているみたいです。

ストーリーそのものも、面白いかと言われると...ちょっと微妙。
下巻の中くらいから、これ一体どういう風に収拾付ける気?と気になって、一気に読み進め始めたのですが、最後の終わり方は...う〜〜〜ん、意味があるよなないよな。
賞を総なめした作品だそうですが、西洋人からすると、こういうのが面白いのかなぁ。

ねじまき少女 下 (ハヤカワ文庫SF)

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