私は1970年代後期から1980年代中頃まで、他の趣味やら仕事やらで忙しくて、10年近くまとも音楽を聴いていなかった時期があるのです。なので、この頃に日本で人気になり始めたGary Mooreは、まともにはほとんど聴いていないのです。
1990年代に入って、GaryがBluesへ回帰した頃に1回だけCDを買ったことがあるのですが、当時の私にはまだBluesはよく理解できず、以来Garyのアルバムを買うことはありませんでした。
ここ何年かの間に、CoverでGaryの曲を聴くことがちょくちょくあって、追悼版の本作を買ってみる気になったのです。
Hard Rockな曲やプログレっぽいのやBluesな曲やら、色取り取り集められており、参加ミュージシャンも結構色々な人達が集まっています。しかし根底に流れるGaryの醸し出す旋律は、常に1本筋が通っているように感じました。
Gary Mooreといえば泣きのギターで有名で、影響されたというギタリストも数多なのですが、その泣きのギターを継承してくれている人が少ないのは何故なんでしょうね?ベント一発で聴く人の心を捉えるよりも、1小節に100個くらい音を詰める方が格好良く感じるからか?
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