2011年7月20日水曜日

Born Again DELUXE Edition / Black Sabbath



DELUXE EditionはSeventh StarEternal Idolを買って、2枚目のCDの酷さに懲りてはいたのですが、AmazonのレビューでボーナスCDの音がよいということなのと、Gillan在籍時のBlack SabbathのLive音源というのが珍しく、ついつい買ってしまいました。
このDELUXE Editionは買う価値ありましたよ。Live音源の音質は、この時代のものとしては良好で、演奏もなかなかいいコンディションで行われている感じです。
本編のCDの方も、マスタリングをやり直したのか、これまでの音の酷い(初版CDはメロメロ、最初のデジタル・リマスターもほとんど改善されず)音源に比べると、マシになっています。

Gillan在籍時に、Liveで"Smoke On The Water"を演奏するBlack Sabbathなんて悪夢だ!というようなことを書いていた評論家の人がいましたが、Tony Iommiのリフはオリジナルよりも遙かに重厚で、これはこれでありなんじゃない?と思います。(たぶんアンコールでの演奏でしょうけど)リフが始まって暫くはあまりのリフの重さに"Smoke On The Water"とは判らなかった観客も、それと知ると大歓声を上げ、会場全体が"Smoke on the water! A fire in the sky!"と合唱し始めます。続く"Paranoid"でも合唱は続きますけど、こういうのを聴くと、やはり"Smoke On The Water"は永遠の名曲なんだなぁと思わされてます。
LiveではBev Bevanという人がドラムを叩いているのですが、"Smoke On The Water"冒頭のハイハットを連続で鳴らしながらスネアを叩く技は再現できてないっぽいっすね。

Live音源には、Ozzy時代の名曲も何曲かありますが、Ronnie James DioよりもIan Gillanの方が、歌い方が合ってますね。この組み合わせがもうちょっと長続きすれば面白かったのかも知れませんが、Deep Purple再結成の方がGillanに取っては魅力的だったのだから仕方がないよね。
元々Black Sabbathに加入したのも、パブでTony IommiとGeezerと呑んでいて、朝になったらBlack Sabbathの一員になっていた、とかで勢いで加入しただけらしいので。

近日に日本語版も発売になるようです。
悪魔の落とし子<デラックス・エディション>(紙ジャケット仕様)

2 件のコメント:

  1. 良いですねぇ〜Black Sabbath。
    私も大好きです。
    アルバムだと「Black Sabbath」「Master Of Reality」などが良いかな。
    ドロドロしていたり気怠かったり、、、
    もちろん「Paranoid」や「Iron Man」などの曲も好きですよ。

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  2. 1stの"Black Sabbath"は私の一のお気にです。
    でも最近は、Heaven&Hell名義でのRonnie最後のLiveばかりを聴いてます。
    Ozzy時代のBlack Sabbathは素晴らしいけど、Ozzyのヴォーカルはあんまり好きじゃないんですよね。
    TonyとGeezerの重厚なリフが大好きなんですよね。

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