2011年8月7日日曜日

【BMW雑記帳】iシリーズが正式発表



i3とi8が正式発表されました。とはいえ、まだ「コンセプト」という呼び名が後ろに付いているので、正式発売までに、まだ細かい変更がされるということでしょう。
i8は数年前に発表された姿とほとんど変わっていないように見えますが...マジであの形で市販するの??一般道路を走るには地上高が足りないような気がするが...まあスーパーカーはみんなあんなものだからいいのか。

モーターマガジンが「新1シリーズとBMW進化論」と題した第一特集を組んでいます。
新1の顔は、あんだよ〜これは〜、と買う気が全くなくなる第一印象ですが、横から見ると初代よりもすっきりスマートに見えることに気が付きました。
初代はヴァンゲル・コンセプトの影響で、ボディ側面がうねうねしていますが、二代目はそのやり過ぎ感を大幅に減らして、伸びやかさを感じさせる凹凸の付け方になっています。
ルーフからリアエンドへのラインも、全体をスポーティーに見せるのに一役買っていると思うのですが、リアウィンドウが小さくなっていて、後方視界はかなり悪くなっているのでは?という感じですね。

E36ti、E46ti、E87、F20と新しくなるに連れて、リアウィンドウは小さくなり、後方視界は悪くなる一方のような気がします。この系列だけでなくて、BMW全般においてそういう傾向があるし、更には欧州車全般的にその傾向があると思います。
安全性を重視するBENZですら、その傾向がちょっとあって、デザインのために視界を悪くすることを容認する、今の傾向はどうしたことなのかと。
ウィンドウの高さを狭めて、ボディ下半分の厚みを厚く見せ、全体的に車高が低くスポーティーに錯覚させる手法は、たぶんアメリカのスポーティーカー辺りから始まって、トヨタがセダンや四ドアクーペで流行らせて、今は世界中のメーカーがSUVをスポーティーに見せるために常用しているデザイン手法なのですが、今は後ろを常に注意しながら走っている人はいないから気にしないのでしょうかねぇ。
自動車雑誌の新型車レビューを読んでいても、この辺りを突っ込む評論家さんは一人もおられないから、ましてや一般の人が後方視界の善し悪しなぞは全く関係ないのか。

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