2011年11月19日土曜日

【BMW雑記帳】東京モーターショー



隔年開催の東京モーターショーですが、前回は海外のメーカーが(リーマンショックのため)出展を取り止めたため、とても国際級のモーターショーとは呼べないものになってしまったので、4年振りの東京モーターショーといえるでしょうね。

BMWはi3/i8が目玉になるようです。まだコンセプト段階ですが、実際に発売される頃には、充電ステーションなどのインフラが整うといいですが。
i3/i8に使用されているカーボンコンポジットのシャーシの方が先に実用化されて、市販車に応用されるかな?

個人的にはBENZのAシリーズに興味があります。コンセプトなのでデザインはまだまだ変わるでしょうけど、なかなかカッコイイですね。
新型1シリーズががっかりもののデザインだったので、こちらの方に期待をしてしまいます。

それにしても、国産車の方で期待でそうなのが、TOYOTA/スバル共同開発のFT-86だけというのは、ちょっと寂しすぎますね。
こちら↓に、元HONDA F1チーム総監督、後藤 治氏のインタビューが掲載されています。
Motor Fan illustrated VOL.62―図解・自動車のテクノロジー (モーターファン別冊)
ここで述べられていることについては、私も先日から考えていたのですが、日本車(そして日本の工業製品全体)の価値観というのは、ただ「安い」ことだけなのではないかと。
欧州製品が高い価格による売れ行き不振に悩みながらも、ブランドの価値感を維持することによって、生き延び続けている。
対称的に、日本は韓国製品や中国製品に、価格の安さで対抗しようとしている。
日本製品でも、信頼性や性能の高さで価値観を高めて、価格が高くとも売れ行きを持続するメーカーがなくはないですが、残念ながらユーザーの意識が付いて来ていません。
ブランドの価値観を構築するには、10年くらいでは全然足らないからでしょうね。

ところで、BMW雑記帳も今回で512回目になりました。
ここのところBMWネタがなくて休み勝ちになっているので、切りのいい数字(デジタル的には切りがいいのです)の今回で、一旦区切りにしようと思います。
代わりに、BMWに限らないクルマネタで、別のタイトルのコラムを始めたいと思います。
長年のご愛読ありがとうございました。

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