2012年2月4日土曜日

オブジェクト指向言語の憂鬱



ここ最近はAndroid開発でJavaプログラミングをメインにやっていたのですが、先月からC#、今月はそれに加えてRubyのプログラミングをする羽目になってしまっています。
短納期の案件なので、ろくにC#やRubyらしいコーディングとかをする余裕もなく、手引き本片手にやってるのですが、なんちゅうか、Microsoftの酷さはいつになっても変わらんなぁという反面、Open Sourceな環境はなんて便利なんだろうと感じてます。

C#という言語自体はね、結構よくできていると思うところはあるのですが、.NET Frameworkライブラリの酷さがそれを台無しにしている感ありありで。
似たような機能のライブラリのAPIが、全然異なった仕様になっていて、直感的に使えないのですよね。
まあWin32 APIをラップしただけのものも、まだまだ残っていて、ガベージコレクタ任せにすると痛い目に遭うのが、結構よく使われるAPIに残っていたりするのです。
お陰で今回の作業でエライ目に遭ってます。

対してRubyのライブラリは、実際にそれを使う人の立場に立って考えて練られている感のAPIになっており、C#の倍くらいの速度でコーディングが進んでいます。
CやC++、Javaの経験が活かせるはずのC#の方が、時間が掛かるってのがなんかなぁという感じですわな。
しかもC#の方はデバッグ環境が充実したVisual Studioを使っているのに対して、Rubyはviとrubyコマンドしか使ってないのにですよ。
実行させるまでタイプミスが判らないのには、ちょっと閉口してますが、Ruby的オブジェクト指向的にはそういうものだから仕方がないですけどね。
このRubyプログラミングに慣れた頃には、またC#のコーディングしなければならないのが憂鬱ですな。

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