2013年1月20日日曜日

【ZEISSコラム】ZFレンズ3本とお別れ



SIGMA 35mm/F1.4を購入するに当たり、増えてきたZFレンズの内、あまり使っていない3本を処分することにしました。
Planar F1.4/50mm, Distagon F2/35mm, Distagon F2.8/25mmの3本です。

50mmは、ZF Planarの他に、
Rollei Planar HFT F1.4/50mm W.Germany
Rollei Planar F1.8/50mm W.Germany
Rollei Planar HFT F1.8/50mm Singapore
SIGMA F1.4/50mm DG HSM
Prakticar MC F1.4/50mm
があって、更に
Voigtlander F1.4/58mm
もあって、癖のない素直な描写ではSIGMA、個性ではVoigtlanderとPrakticar、味わいではRolleiの3本と甲乙付けがたいのですが、COSINA ZEISSのPlanarは私の感性の琴線には今一つピンっと来るものがなかったのです。

35mmは、
Distagon T* F1.4/35mm AEG
Distagon T* F1.4/35mm ZF.2
Prakticar MC F2.4/35mm
があって、これに今回SIGMAのF1.4が加わるので、写り的に一番特長のないF2/35mmが放出に。

25mmは、他にはつい最近入手した
Distagon T* F2/25mm ZF.2
だけで、更にF2.8/25mmはマクロ的な使い方もできるのがよいのですが、これも写りに私がCarl Zeissらしいと思っている特長が欠けており、放出に。

他にもZFのF1.4/85mmも処分しようと考えていますが、今回の下取りとしてはこの3本で十分足りるだろうと思い、(恐らく日本ではGW明けくらいに発売になる)APO-Sonnar F2/135mmをお迎えするときの下取り用に置いておくことにしました。

デジタル時代になって、やたらと収差についてユーザが五月蠅くいうようになりましたが、その分個性というか味わいのあるレンズが減ってしまっているように思います。
綺麗すぎてもつまらんのですよ、レンズってのは。
半世紀前に設計されたRolleiのレンズの味わいが、他には代えがたいという現実もあるのですよ。

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