2013年2月2日土曜日

【くるまのおと】CAR GRAPHIC 2013年3月号 孤高の紳士:マセラティの実像



CAR GRAPHICを買うのは、一体何年振りだろうか。
1年程前に廃刊になるというような噂もあったのですが、まだまだちゃんと発売されており、発売日には山積み状態なので、それなりに人気はあるみたいですね。
しかしバブルの頃に比べると広告ページが全くというくらいなくなってますね。
あの頃のCGは、厚みの2/3が広告だったのですけどね。
広告料は結構高かったらしいのですが、当時は、CG誌に広告を打つだけで山のような問い合わせと来客が来てたらしく、広告を打っても十分に儲かったそうで。
今は広告を載せても、客が来ないんでしょうかねぇ。
ネットで検索、で片付けられて、雑誌を買って広告を探すなんてことはしないんでしょうか。
アメリカ車専門誌は、今でも広告だらけのような気がしますけど。

それはさておき、マセラティです。
マセラティの記事がてんこ盛りなので買ったのです。
BMWとかアストン・マーティンとか、何故かMがつくメーカーのクルマが昔から好きなのです。
マセラティとアストン・マーティンは、本来は欧州貴族御用達のスポーツカーです。
フェラーリとかポルシェ、ロータスは、社会的成功者のスポーツカー。
ランボルギニーは成金のスポーツカー。
70年代のスーパーカーブームの最中、私にはそういうイメージがあったのです。

ということで、海賊の子孫で、普通のサラリーマンの息子で、できの悪いエンジニアの私には、とても手が出せない高嶺の花です。
それだけに憬れが強いんですよね。
ジウジアーロデザインの頃の、シックな佇まいのマセラティは、今でもクルマの歴史上最高に美しいと思っています。
フェラーリ傘下になり、ピニンファリーナデザインになってからは、どうも下品な成金クルマの感じになってしまっているのが気に入りませんが。
値段的にも、車格的にも、フェラーリ各車の下にされてしまったから、そこそこ金はあるけどフェラーリは買えないという人達が、フェラーリと同じエンジン搭載で値段が半額というので飛びついたんでしょうね。
高級車に乗るのであれば、それに相応しい服装とマナーを身につけて欲しいものですが。
日本ではバブル以降、金があればそれで十分、マナーや教養など必要ない、という感じになってしまってますからねぇ。

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