2013年5月18日土曜日

カンナ 戸隠の殺皆 / 高田崇史



戸隠から天の岩戸伝説の謎に迫るの巻です。
本書では岩戸の開け閉めについての疑問が提示されているのですが、そういうのであれば私が昔から疑問に思っている「外から屈強な男達が何人掛かっても開けられなかった岩戸を、天照大神が開け閉めできたのは何故?」についても語って欲しかったな。

天の岩戸が天照大神の墓を暗示しているという説は納得できますね。
天照大神は卑弥呼のことを意味するのであれば、日食が原因で卑弥呼は殺害される->墓に入る->男王が立つが世は乱れる->新たに壱与が女王に選ばれる(卑弥呼が岩戸から出る)という構図が書けるので、史実に合いますから。

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