2013年6月3日月曜日

ダイナミックフィギュア / 三島浩司



ダイナミックフィギュア(下) (ハヤカワ文庫JA)

不思議な世界観を提示してくれます。
SFの形を借りた哲学...でもないな、人間の心の葛藤、醜さと美しさを、嫌らしい程に剥き出しにして断罪、賛美する、人間文学か。
最後の結末が、そこに至までの複雑さと裏返しに、子供騙しみたいな感じになってしまっているのは、作者も結末が付けようがなくなったからなのか。
非常に評価しずらいな。

でも作者の他の作品も読みたいと思っているので、面白かったことは確かです。

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